ここ暫くの薪ストーブに関するエントリで、薪ストーブの動画を見ていたら、次の様な動画があった。
ペチカ・・・ロシアでの今だに現存するであろう古い家屋に設置してあるもの。そしてこのペチカ、現代のロシアでは、新築住宅に設置することがステータスとなっている様で、その動画を拝見したら・・・凄い、豪華、というペチカばかりで、住宅の建設費と同じくらいの費用がかかっているのではなかろうか?と思えるのだが・・・
なお、ペチカはペチカ全体を温め、その温まったペチカから出る熱で部屋や家屋の中全体を温める。火を消したとしても、ペチカに蓄えられた熱がすぐに冷めないので、ペチカにもよるそうだが、9時間近くペチカから出る熱で暖かいのだそうだ。そしてキッチンストーブも兼ねている。
次は、復刻版と言える、1920年代または1930年代頃までよく使われていた米国?カナダ?での薪のキッチンストーブ。
そして最後は欧州でのやつで、現代に合う様にしたといえるであろう、薪を使用する物もあるのだが、木屑のペレットを使用したキッチンストーブ。燃焼・排気に電気を使用している様である。
しかしこの様な動画を見ていると、何故人間は面倒なことが好きなのだろう?と思う。
最後の動画のタイプは、現代に合う様に?それなりの工夫がされているが、ペチカと旧来型のキッチンストーブは、焚付けやその始末、そして何よりも燃料となる薪を確保したり、その燃料の維持等が大変と思うのだが・・・その面倒なことが嫌だから、大変だから、電気製品とかガス、当然石油等々を使用する物を使っているのでは?・・・その様なことを考えれば、動画の様な道具は「嗜好品」「贅沢品」といえるかもしれない。
スポンサーサイト
よもぎねこ
風情があってよいのですが、設置する場所が悪かったので、熱すぎる部屋と寒い部屋ができてしまい、どうも使い勝手が悪かったです。
社宅だから仕方ないのですけど。
因みに道内には今でもペチカを作ってくれる業者はあります。 薪ストーブよりははるかに便利で実用的でしょう?
2018/09/19 13:27
裏の桜
Re: よもぎねこさん
> 高校時代、ペチカのある家に住んでいました。 燃料は石炭を使いましたが、ペチカは基本何でも燃やせるのです。
> 風情があってよいのですが、設置する場所が悪かったので、熱すぎる部屋と寒い部屋ができてしまい、どうも使い勝手が悪かったです。
>
> 社宅だから仕方ないのですけど。
>
> 因みに道内には今でもペチカを作ってくれる業者はあります。 薪ストーブよりははるかに便利で実用的でしょう?
確かに、ペチカは優れていますね。
しかし、設置場所をよく考え、燃料をどの様にするか、そしてペチカ本来の性能を発揮するには、火をつけてからが勝負で、一気に燃焼室、排気通路の温度をあげなくてはならないし、最低でも三日三晩、連続して燃やし続けねばならないとか・・・経済的に恵まれ、長時間家で過ごす人がいないと、大変ですって。
2018/09/19 14:05
コメントの投稿