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現行の法と方針

米国法は、出生により二重国籍を取得したアメリカ人や、子供の時に第二の国籍を取得したアメリカ人に対して、成人したらどちらかの国籍を選択しなければならないという特別な決まりを設けていません。(Mandoli v. Acheson, 344 US 133 [1952]参照) つまり、現行の米国国籍法は二重国籍について特に言及していません。

米国政府は二重国籍の存在を認め、アメリカ人が他の国籍を持つ事を認めてはいますが、その事が原因となって問題が生じることがあるので、方針としては二重国籍を支持していません。二重国籍を持つアメリカ人に対してアメリカ国民としての義務を要求する場合に、それがもう一方の国の法律に反するような状況に陥ることもあるからです。

さらに、二重国籍者が海外に在留する場合、米国政府が当該者に対して自国民保護を行うのに支障がでる場合があります。通常、二重国籍者が国籍を持つ一方の国に居る時には、その国の要求が優先します。二重国籍を認めていない国が多い為、二重国籍者が国籍を持つもう一方の国で困難に遭遇した場合、米国政府が自国民として援護出来る範囲は極力狭まります。

どちらのパスポートを使うべきか

米国移民国籍法では一部の例外を除いて、アメリカ人は米国の出入国の際に米国のパスポートを使用しなければならないことになっています。国によっては二重国籍者に、その国の(米国でない方の国の)出入国に関して、自国のパスポートを使うよう要請していますが、その事で米国籍に影響を与える事はありません。

米国籍の喪失

外国籍を自動的に取得すること、又はそれを留保することは米国籍に影響を与えません。しかし、自ら申請して外国籍を取得した場合は、米国移民国籍法により米国籍を喪失する場合があります。その場合、米国籍を離脱する意志があって外国へ帰化したことが立証されなければなりません。そういった意志はその方の記述や行為で示されます。外国籍を取得した時にその意志があったかどうかを米国政府が確認出来なければ、その方は二重国籍を持ったままとなるでしょう。

在日米国大使館・領事館「二重国籍」より


米国籍の喪失/離脱



流石は、「移民国家米国」です。国籍に関して「寛大」ですね。

しかし、やんわりでありますが、「二重国籍状態」を「必ずしも、推奨しているわけではない」ということが、引用文からもわかります。

そりゃそうですよね・・・・この様にいうと「語弊」があるかもしれませんが、米国は「あまりにも敵が多すぎ」でありますから、自国民保護という観点からすれば、推奨できないでしょうね。

で、なんでこんなことを今更引用しているのか?といえば・・・

「外国籍取得したら日本国籍喪失」は違憲 8人提訴へ

・・・ということを行った方々いるからだし、そのことを「正義である」かの様に朝日が報じているからですね。


しかし不思議といいますか、理解できないといいますか、日本より「進んでいる?」フランスやスイスで生きる、ということを自ら望んでおきながら、日本国籍も同時に持つことを「認めろ」「認めないのは違憲だ」というのですから・・・

「身勝手」「ワガママ」という印象しかないんですけどね・・・


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鷲同士の決勝

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相模

思うに日本人である方が年老いて行政の世話になる際は、日本の社会福祉が手厚いからではないですかね。
医療の分野でも外国よりも格安で治療が受けられますし。健康保険で数百円で歯の治療が出来る国は、アラビアなどの無税国家以外ではないでしょう。ではアラビアで暮らしたら?
わがままな日本人が増えました。頭痛い。

2018/02/26 10:31

comment avater

裏の桜

Re: 相模さん

こんにちは。

> 思うに日本人である方が年老いて行政の世話になる際は、日本の社会福祉が手厚いからではないですかね。
> 医療の分野でも外国よりも格安で治療が受けられますし。健康保険で数百円で歯の治療が出来る国は、アラビアなどの無税国家以外ではないでしょう。ではアラビアで暮らしたら?
> わがままな日本人が増えました。頭痛い。


確かに、日本の社会福祉が手厚い、ということがあるのかもしれませんし、フランスやスイスの国籍を得たのは良いけれど、国籍を得た頃より収入等が減った、または「破産寸前」ということがあるのかもしれません。

そして、誰かがそのことを巧みに擽り、焚きつけたのだろうと推察します。

だいたい、他国の国籍を自ら望んだ場合は、日本国籍を喪失する、ということを海外生活が長い方が知らないわけがありませんからね。

2018/02/26 12:26

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