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【外交による解決と聴くと、現代人たちは、その中でもとくに日本人たちは、平和裡に話し合った末の解決と思ってしまう。だが、軍事力を使って脅した後で握手する、というのも外交である。いや、それこそが最も有効な外交であることは、歴史が証明してくれている。なぜなら人間とは、理で眼を覚ます場合は少ないのに、武力を突きつけられれば眼を覚ますものだからだ。】
塩野七生著『ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち』より抜粋引用。


【「強国とは、戦争も平和も、思いのままになる国家のことであります。わがヴェネツィア共和国は、もはや、そのような立場にないことを認めるしかありません」】
塩野七生著『海の都の物語 5』の中から 第十一話二大帝国の谷間で より抜粋引用


 
【ジョヴァンニ・ダーリオは、外交官生活の間に職務として送った数々の報告書の一つに、次のような一文を記している。
「良識とは、受け身に立たされた側の云々することであります。反対に、行動の主導権をにぎった側は、常に非良識的に行動するものです」】
塩野七生著『サイレント・マイノリティ』の中から第二の人生より抜粋引用。


まあ、直接的武力が打つかる戦争をしたい、と考える方はいまい。いないと信ずるが・・・しかし、現代の国際社会も引用文の様な感じでしょ?

確かに、条約がどうたら、という考え方もあるし、それを遵守するのは「当然」なのだろうけど・・・そりゃ戦争も平和も、思いのままになる国家に、行動の主導権を握られているからさ。

そんな国に囲まれ、戦争も辞さない、というハッタリも言えない日本が、国内でしか通じない「法理」とか「憲法が〜」等々の難しい事を言っても始まらないのさ。


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