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◆麻生氏だけではない、日本の要人の失言
「ヒトラーと比べることは、絶対に、決して議論に勝つための賢い策略ではない。20世紀で一番嫌われている、大量虐殺を犯したマニアックを引き合いに出すのを止められない日本の政治家にこれを知らせなければ」と、麻生氏の発言に呆れた様子なのがアジア・タイムズのウィリアム・ペセック氏だ。

 ペセック氏は6月末の、日本銀行政策委員会審議委員である原田泰氏がヒトラーの経済政策を正当化するような発言をしていることに触れ、ユダヤ人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターが発した非難声明を紹介している。同センターは、「日本の要人が、ヒトラーとナチス・ドイツが行なった一部のエレメント(政策など)に対して感嘆の念を表したのは初めてのことではない。一つひとつのこのような事件は、日本の近隣諸国と友好国の間に深い不安をもたらすものである」として、度重なる失言に、国内だけの問題ではなく外交にも影響するとして問題視している。

◆ナチス言及は日本人の無知から?
 CNNは今回の問題を受けて、「ナチスとの比較、彼らが使用していた象徴や(ユニフォームなどの)道具類を気軽に使用するというのは、日本や多くのアジアの国の問題である」と書く。例えば、昨年の欅坂46のステージ衣装騒動だ。アイドルグループがナチス・ドイツの軍服に似た衣装を着たのはハロウィンコンサートである。偶然の一致ではなさそうで、製作者はハロウィンということでまさに、“気軽に”ナチスの軍服に似せたのだろう。

 一連のナチス言及の不祥事について、サイモン・ウィーゼンタール・センターのラビ・アブラハム・クーパー氏は(日本人には)もっと教育が必要だとして、CNNのインタビューに「根本的に何かが無く、欠けているものがあるのです。それは間違いなく日本の良い印象に影を落としてしまいます」と答えている。

 ラビ・クーパー氏は、麻生氏の前回の失言の後すぐに同氏に面会したという。「(麻生氏は)無知だったが、敵ではないと思った」と述べる。

 ガーディアン紙は、高須クリニックの高須克弥先生が、「ナチスは偉大」、「科学に貢献した」という旨のツイートをしていたとして問題になっていることに言及している。確かに、ナチス・ドイツ下では様々な実験が行なわれたという。人体実験など、普通では考えられない実験も行われたといわれており、高須氏が読んだ資料には何か驚くような結果が綴られていたのかも知れないが、それを「ナチスは偉大」という表現で発信してしまうところにセンシティビティの欠如を感じてしまう。

【「日本は気軽にナチスを扱ってしまう」 麻生氏のヒトラー発言、海外に波紋】より



この引用記事を読んで・・・「だからナニ?」という感想なんだが、それ以上に「日本人を我々が領導してやる」という奢りが大いにある記事、と思った。

ちなみに、引用記事に出てくる「アジア・タイムズ」とは・・・




アジア・タイムズ・オンライン(英語:Asia Times Online)は、1999年に香港(中国)を拠点に創設された日刊のオンライン新聞。略して「ATol」と呼ばれる。英語と中国語で発行される。前身はアジア通貨危機の影響で、1997年半ばに廃刊となった日刊紙「アジア・タイムズ」。その理念を引き継ぎ、「アジアからの視点」をモットーにアジア地域の政治や経済、社会問題に特化して報道している。収入源は広告収入や他メディアへのニュース配信料、広告の無い有料サイトのatimes.netの購読料などとなっている。日本からは元朝日新聞記者の高橋浩祐氏が2004年から定期的に寄稿している。
一日平均の読者の訪問者数、いわゆるビジター数は9万人に達し、アジアのニュースサイトとしてはアクセス数の最も多い人気サイトの一つ。ニューヨーク・タイムズは2006年、アジア・タイムズ・オンラインを「アジアの最も優れたメディアの一つ」と称した。


・・・という、情報媒体らしい。そして「CNN」は、言わずもがなであろう。


ともかく、この様な引用記事でもわかる様に、既存メディアと呼ばれる情報媒体の多くは、洋の東西を問わず特定の「言葉」「単語」が出てくると、即時「思考停止」する様である。これでは「我々既存のメディアこそ無知である」と宣伝している様なものであろう。


いや、現代の既存メディアが批判してやまない「ナチス」の「プロパガンダ手法」を、現代の既存メディアが最も多用している証拠なのかもしれない。



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